4年ぶりか初の切符か 専大松戸、投打とも高い総合力 習志野、犠打と足でかき回す 第97回全国高校野球選手権千葉大会

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投打に大黒柱の専大松戸・原
投打に大黒柱の専大松戸・原
高い出塁率でチャンスメークする習志野・加藤
高い出塁率でチャンスメークする習志野・加藤

 第97回全国高校野球選手権千葉大会最終日は、26日午前10時からQVCマリンフィールドで専大松戸-習志野の決勝を行う。チームカラーは異なるが、ともに高い攻撃力とミスの少ない堅守が持ち味。専大松戸は初の、習志野は4年ぶり9度目の優勝を目指す。

 春王者でAシードの専大松戸はエースで4番の原を中心に、投打ともに高い総合力を誇る。打線は6試合で72安打を放ちチーム打率3割8分9厘。長打も多く、3試合でコールド勝ちと圧倒してきた。

 5割7分9厘でトップの原以外にも渡辺、河村ら昨夏も経験している好打者がけん引。猪爪や川添も当たっているが、3番岡本がやや低調。勝負強さを発揮できるか、打線の鍵になる。

 2試合で先発した原は140キロを越える直球を軸に緩急を使い、失点わずか1と安定感を見せている。左腕の角谷は3試合に登板。準々決勝では拓大紅陵打線を無失点に抑えた。

 対するCシード習志野は小技に隙のない走塁を絡める野球を展開。積み重ねた犠打は32、選んだ四死球は40で、長打は少ないがしぶとくつなぎ好機を広げている。

 光るのは全試合で一回に得点を挙げている立ち上がりの集中力。1番加藤が出塁して得点圏に進め、チームトップの8打点をマークしている内山や、1年生4番の吉野らが返すパターンで主導権を握ってきた。

 守備は6試合で失策がわずか1。幸坂、内沢の二遊間を中心に鉄壁。投手陣は準決勝で左腕深田が完投。3試合ずつ登板してきた尾形と土井のほか、阿部もおり、継投もポイントになりそうだ。