36年前8強ナイン後輩躍動に熱視線 多古 第97回全国高校野球千葉大会 第12日

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 三塁側席を埋め尽くした多古の大応援団の中に、ひときわ熱い視線を送る集団が。同校が前回に8強入りした36年前のメンバーだ=写真。

 「思い出すね」。この日と同じ球場で、雷雨ノーゲームを含め2日間に及ぶ準々決勝を戦い、そして敗れた。4番を務めたイチゴ農家、八代重彦さん(53)=香取市=は「36年間、待ちに待った。歴史を塗り替えて」。

 当時の部員の約半数が駆け付け、得意の“チームプレー”で声援。躍動する後輩をもり立てた。

 今回も4強にはあと一歩届かず、無念さもにじんだが、9番二塁手だった会社員、川島俊之さん(53)=横芝光町=は「失策もなく、立派な試合。よくやった」と感無量。かつて白球を追った元高校生たちはこの夏、グラウンドと一体になって喜び、悔しがった。