2015年7月7日 12:11 | 有料記事
内野ノックを受ける選手たち。守りがチームの生命線になる=袖ケ浦市営
1年の秋から出場する角田。チームで一番経験値も高く、4番捕手でけん引する
「キコウは冬が空けたら、弱くなるっていうのがあって」。宮崎康平主将は実に意外な言葉を発した。力はきのうよりもきょうと、蓄えていくもの。どういう意味か。「冬に練習して実力は上がっていくが、他の学校に比べたら上がる幅が少なくて」と続けた。
進学校の木更津は練習時間の確保が難しい。授業は7時間制で、平日の練習時間は約2時間。午後7時には完全下校し、ナインのほとんどが学習塾に通う。宮崎は「塾からの帰りの ・・・
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