千葉県、飲食店の制限を全面解除 25日から アルコール提供、営業時間、人数も 知事「引き続き対策を」

臨時記者会見で飲食店の制限解除などについて説明する熊谷千葉県知事=20日午後、県庁
臨時記者会見で飲食店の制限解除などについて説明する熊谷千葉県知事=20日午後、県庁

 千葉県の熊谷俊人知事は20日、臨時会見を開き飲食店の営業時間短縮や酒類提供・人数制限を25日から解除すると発表した。事実上の全面解禁だが、県独自の厳しい基準を満たした認証店や基本的な感染防止対策を取る確認店、広さに応じて一定の距離を確保できる人数での利用を呼び掛ける。会話時にはマスクの着用も求める。11月30日までの措置で、それ以降は感染状況を踏まえ判断する。

 県は緊急事態宣言解除後の今月1日、飲食店に対する協力要請を緩和。認証店では、同一のグループ、テーブルで4人以内に限り営業時間無制限で酒類提供が可能に。確認店では、営業時間を午後9時、酒類提供は同8時までとしていた。

 商業施設への営業時間短縮、人数制限やカラオケ設備の提供制限も25日に解除する。熊谷知事は「感染リスクがなくなったわけではない。引き続き基本的な感染防止対策を」と県民に呼び掛けた。

◆6圏域「フェーズ1」に

 県は20日、新型コロナウイルスの新規感染者数減少や病床状況の改善を受け、病床確保計画を君津や市原など6圏域で「フェーズ1」に移行すると発表した。移行は21日から。

 県によると19日時点の病床稼働率は、最高だった8月の80・1%から7・8%、重症者用も同月の84・1%から5・6%と大幅に改善している。会見で熊谷知事は「今後病床の状況がさらに改善した場合、残りの3圏域もフェーズ1に移行し、医療機関への負荷を軽減する」と語った。


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