2012年5月30日 14:44 | 無料公開
高濃度の放射性物質に汚染されたごみ焼却灰の一時保管場所をめぐる協議が難航している問題で、県は29日、県が提案する県手賀沼終末処理場(我孫子、印西市)での一時保管について、地元住民を対象とした説明会を来月9日に開催することを決めた。県提案の見直しを訴える我孫子市は「新たな提案がない中での説明会は遺憾」と反発している。
県資源循環推進課によると、説明会は県立我孫子高校体育館で午後5~7時ごろまでを予定、坂本森男副知事や関係部長ら幹部が出席。県の一時保管計画など説明する。同処理場近隣の印西市の発作下、我孫子市の布佐南、新新田の3自治会の住民が対象だが、周辺住民の傍聴も受け付ける。
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