金環日食で千葉をPR 県内173年ぶり

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 千葉県内では173年ぶりとなる5月21日朝の「金環日食」に合わせて、千葉の観光をPRしようと、県観光物産協会が「CHIBA金環日食プロジェクト2012」を立ち上げた。太平洋岸の本県は絶好の観測ポイントとなることから、県内各地の観光地と連携して多彩なイベントを展開し、観光客を呼び込むのが狙いだ。同協会は「東日本大震災で落ち込んだ県内の観光復興に向けた起爆剤にしたい」と意気込んでいる。

 金環日食は、太陽が月に隠されることによって、月の周囲から太陽の光が漏れて環状に輝く現象。県内で観測できるのは173年ぶりで、太平洋側を中心に観測できるという。

 当日、県内では午前6時18分ごろ日食がスタート。欠ける割合が増えていき、「金環」になるのは同7時33~35分。その後、太陽が少しずつ姿を現し、同9時4分ごろに終了する。

 この金環日食を観光復興につなげようと、県観光物産協会が昨年末に観光業者らに協力を呼び掛けたところ、16市7町から約40の観光施設が賛同。具体的な事業は今後検討する施設も多いが、東庄町の利根川河川敷では町内に宿泊した来場者に日食観察用の「日食グラス」のプレゼントを予定しているほか、初日の出スポットとして知られる東金市の山王台公園では野外ライブなどを計画するなど多彩なイベントが用意されている。