水源地への搬入中止を 放射性汚泥で千葉県に陳情 君津などの市民団体

 放射性物質を含む汚泥を受け入れる最終処分場がある君津や富津市の市民らでつくる「放射性物質から生命を守る市民の会」(山田周治会長)は28日、「処分場は水源地にある」として、汚泥の搬入中止を求める陳情書を森田健作知事宛てに提出した。1万224人分の署名を添えた。

 同会は陳情書で、最終処分場は、富津や君津など周辺5市35万人の水道水の資源となっている小櫃川や湊川の水源地にあると指摘。「処分場に大雨が降れば、水溶性の放射性セシウムが溶けた汚染水が川に流出する。水源地に放射性物質を持ち込むなど愚の骨頂」として、直ちに搬入を中止するとともに、東京電力と国に厳重な管理を求めるよう要望している。

 県庁で記者会見した山田会長は「住民の安全を守るため、国の考え方ではなく県として対応してほしいが、県は他人事で何の判断もしない」と指摘した。


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