夷隅地域3高校統合 東葛飾を中高一貫に 千葉県立学校改革推進プラン案

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 千葉県教委は16日、来年度から10年間の「県立学校改革推進プラン」の最終案を発表した。生徒数の減少に伴い大原(いすみ市)、岬(同)、勝浦若潮(勝浦市)の3高校を2015年度に統合するほか、16年度から東葛飾(柏市)を県立中高一貫校にする。また、県内初となる医歯薬コース(東葛飾)と教員基礎コース(千葉女子、安房)、東日本大震災を受けた「防災の学び」(銚子)など専門色の強いコースや科目を新設し、生徒が将来の職業を意識して学べる態勢を整える。

 大原、岬、勝浦若潮の3校の統合は、プラン前半5年間の「第1次実施プログラム案」に盛り込まれ、15年度に大原に統合する。統合後の名前は今後検討する。これにより、勝浦市内に県立高校はなくなり、夷隅地域の県立高校は大多喜(大多喜町)と統合高校の2校になる。

 統廃合に向け、大原の健康スポーツ科と岬の園芸科の募集を13年度入試から停止する。普通科は募集を続け、統合時の定員は1学年6学級(240人)とする。

 県教委県立学校改革推進課によると、同地域の中学卒業者はピーク時(1989年)の約千人から今年は639人に減少。2021年には450人程度まで減る見込み。4校のうち、大原の健康スポーツ科や勝浦若潮で定員割れが続いている。