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TPP「参加が国益」「拙速」 与野党を問わず賛否 県内政界

野田首相が11日夜に記者会見を開き、TPP交渉への参加を表明したのを受けて、千葉県内の政界から与野党を問わず賛否の声が上がった。

 世論が割れているのを反映するように、首相の足元の民主党内でも微妙な温度差。同党県連代表の生方幸夫衆院議員は「外交権は内閣にあり、野田首相の決断を尊重する」としながらも「表明時期は慎重にすべき」と注文。

 交渉に向けては「千葉県は農漁業が盛ん。交渉で農漁業へのデメリットをゼロにしつつメリットを確保するよう好条件を引き出せばいい」と述べ、交渉内容によっては加盟見送りもあり得るとの認識を示した。

 自民党県連会長の松野博一衆院議員は「国民の8割近くが交渉参加のメリット・デメリットの情報が足りないとし、国会での議論も尽くされていない中、APECで交渉参加を表明するのは時期尚早。国内での十分な検討が必要だ」と指摘した。

◆議論尽くされてない 森田健作知事
 国民的議論が尽くされていない段階で結論が出された感が否めない。県議会や県民から反対や不安の声が上がっている。国民に適切な情報を開示するなど、交渉参加にあたっての不安を払しょくしてもらいたい。


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