「就職氷河期世代」採用 千葉県内初 鎌ケ谷市来年度にも

 鎌ケ谷市は26日、バブル経済崩壊で就職難だった「就職氷河期世代」を対象に、正規職員の採用を行う方針を発表した。早ければ来年度にも若干名採用する予定。同日の定例記者会見で清水聖士市長が明らかにした。千葉県内自治体では初の取り組み。

 氷河期世代は1990年代中盤から約10年間に社会に出た人たち。市によると、採用の対象は30代半ばから45歳までで、職種は土木職や福祉関係などの専門職。土木職は本年度中に採用試験を実施し来年度に採用、福祉関係などは来年度に試験を実施する方向で検討している。

 現在、土木職などは民間でも需要が高く、市の採用が厳しい状況。市は就職氷河期の世代を支援するとともに、埋もれた人材を掘り起こしたい考え。募集要項など具体的な内容は現在策定中という。

 清水市長は「就職氷河期で、思うように就職できなかった人の一助になろうという思い。できるだけ多くの自治体でやるべきことで、県内の市町村にも広がってほしい」と話した。


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