千葉県、閉会後に検証開始へ 【県議会ちば】

 森田健作知事は3日、千葉県議会の本会議終了後の取材で、台風15号への県の対応について「過去に例を見ない強風被害だった。県としては適切に対応したつもりだったが、しっかり検証する」と改めて説明。政府による検証が始まったことも踏まえ、県としての検証のスタート時期は「議会が終わってから」と述べた。

 県の対応を巡っては、災害対策本部の設置が、台風直撃で大規模停電が発生した9月9日の翌日だったことや、市町村への応援職員派遣の遅さが問題視され、森田知事も同9日に登庁しなかったことなどから批判にさらされている。

 3日の県議会一般質問でも、議員が初動対応を相次いでただし、県側はこれまで同様、対応が適切だったか「今後検証する」と答弁。岡本和貴防災危機管理部長は「停電はその都度、速やかに知事に報告し、知事の指示のもと情報収集や応急対応に当たった。特に命に関わる断水や拠点病院での水と燃料の不足には最優先で協議・調整を行うなど、対策本部設置前にも必要な対応をした」とも答えた。

 一方、県の3日現在の集計で、県内の住宅被害は2万9852戸となり、3万戸超えが確実になった。


  • LINEで送る