国内線ネットを強化 成田空港30万回化で千葉県 地域活性に向け新PT

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 成田空港の「同時平行離陸」が始まった20日、千葉県は「パワーアップ!30万回ビジョン検討プロジェクトチーム(PT)」を立ち上げた。格安航空会社(LCC)の相次ぐ就航など同空港を取り巻く情勢の変化に合わせ、国際線との乗り継ぎに限らない国内線ネットワークの強化など、同空港を中心とした地域活性化策を検討し、来年8月をめどに施策をとりまとめる。

 成田空港には、年間発着枠30万回への地元合意が成立した昨年10月からの1年間で、韓国のLCC2社が相次いで就航。今月末にはスカイマーク、来年にも国内2社が就航予定だ。

 県は「想像以上に新しい動きが活発化している。情勢の変化に対応した施策が必要」として、昨年7月に発足したPTを改組。具体的に施策を検討する3部会からなる新PTを立ち上げた。

 3部会は、成田空港と首都圏をつなぐ道路網整備などを進める「広域活性化」と、国内外に向けた効果的なPR策を考える「情報発信」、空港アクセスの改善などにより県民などの国内線利用促進も図る「国内線活用」で構成。各部会では、県庁の複数部局の職員がメンバーとなり、横断的な施策展開を目指す。