メッセ隣接、幕張海浜公園 大画面の観戦会場用意 千葉県魅力PR行事も併催へ 【2020東京オリ・パラ】

 千葉県内も8競技の舞台となる来年夏の東京五輪・パラリンピック期間中、大型スクリーンに映し出す競技中継で観戦気分を味わう特設会場が、千葉市美浜区の県立幕張海浜公園に用意される。大会組織委員会と県の共催で計4日間の開設が決定。入場は無料で、競技会場の観戦券が入手できなくても、興奮と感動を共有してもらう狙いだ。同公園は7競技の舞台となる幕張メッセに隣接。県は、本県の魅力PR行事も併せて開き、活気を波及させる考え。

 組織委の発表や県によると、特設会場は「東京2020ライブサイト」と名付けられ、全国29カ所に用意することが決定。幕張海浜公園をはじめ、原則として競技会場近くに設け、一体的な雰囲気を演出する。

 幕張海浜公園内のライブサイト会場は、芝生広場やバーベキュー場のある同公園Bブロック(約10・3ヘクタール)の一部に開設する方針。

 大型スクリーンは県側で用意し、基本的にはテレビ中継の映像を流す。

 開設日は、五輪期間中が8月1日(土曜)と同2日(日曜)。週末で出掛けやすい上、ともに競技数が多くてメダル決定種目も集中する注目日。日本勢の活躍が期待される競泳や陸上の女子マラソン、男子100メートル決勝などが予定され、メッセが舞台のレスリングとフェンシングも行われる。

 パラリンピック中の開設日は8月29、30日。こちらも土曜と日曜で、実施競技はメッセが舞台の車いすフェンシング、ゴールボール、シッティングバレーボールのほか、日本勢が強いボッチャなど。

 4日間とも入場は無料にする。先日のインターネット抽選も高倍率だった競技場観戦券。販売の機会は今後もあるが、もし手に入らなくても、このライブサイト会場で盛り上がれそうだ。手荷物検査など一定の入場管理は実施する見通し。

 開場時間や集客規模といった詳細は県が今後、組織委などと詰める。国内外から多くの人が集まる五輪・パラの開催効果を広げようと、県は、同公園内で本県や各市町村の特産、観光などの魅力をPRするイベントも同時開催する方針だ。

 五輪・パラの映像観戦機会を巡っては、実施を希望する市町村などでの「パブリックビューイング」も別途行われる予定。


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