病院事業の黒字拡大 企業債残高は3・2%減 54市町村公営企業決算

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 千葉県は、県内54市町村の2010年度公営企業決算をまとめた。上・下水道や病院など計185事業の決算規模は3・1%減の4345億円と2年連続で縮小したものの、経営状況は全体で約156億円の黒字となった。09年度に黒字転換した病院事業は医師確保による診療体制充実などで黒字幅が拡大した。収支改善に伴い、企業債残高は同3・2%減の1兆2250億円と8年連続で減少した。

 決算規模は、前年度比138億円減の4345億円と09年度に続き縮小。07~09年度にかけ下水道や水道事業で高金利企業債を繰り上げ償還したのが要因。

 建設投資額は水道事業の浄水場設備の更新工事などで44億円(4・8%)増の975億円となったが、建設投資額はピークだった1993年度(2280億円)の4割にとどまっている。