海岸保安林の整備強化へ 県、津波減災に効果 千葉県議会一般質問

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 9月千葉県議会は4日も一般質問が行われ、自民党の滝田敏幸(印西市)、伊藤昌弘(佐倉市)、小高伸太(勝浦市・夷隅郡)、大松重和(旭市)、民主党の堀江はつ(船橋市)の5議員が登壇した。千葉県は九十九里海岸の津波対策について、海岸保安林に大きな減災効果があったとして、砂丘の新設やかさ上げなど海岸保安林の機能強化に取り組む方針を示した。大松議員の質問に答えた。

 海岸保安林は森林と砂丘で構成され、海岸からの砂や塩分を含んだ風から後背地の住居や農地などを守る機能のほか、高潮や津波の影響を弱める機能を持つ。

 東日本大震災で九十九里海岸に津波が押し寄せた際の保安林の減災効果について、永妻能成農林水産部長は「これまでの検証で、砂丘が津波の進入を防ぎ、森林が津波の勢いを低下させた事例が認められるなど、保安林が果たした役割は大きかった」との認識を示した。