鈴木市長議会で謝罪 小4女児死亡、地域見守り呼び掛け

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市議会で、事件について謝罪する鈴木市長=1日、野田市役所
市議会で、事件について謝罪する鈴木市長=1日、野田市役所

 野田市立小4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件で、鈴木有市長は1日、開会した3月定例市議会で「一日も早く再発防止策を講じるよう、全力であたる所存」と述べ、市議らに検証の徹底や組織の改善を誓った。

 議会の冒頭、市職員や市議が心愛さんの冥福を祈り、黙とうをささげた。続いて登壇した鈴木市長は「幼い児童が尊い命を落とすという痛ましい事件が起こってしまった。市として心よりおわび申し上げる」と陳謝し、起立した市幹部とともに深々と頭を下げた。

 鈴木市長は「小中学校、保育所、幼稚園全ての子どもの状況と安全を確認した。虐待が疑われる児童の重篤性と緊急性を再チェックし、安全を直接確認している」と事件後の対応を報告。さらに、子どもを守るには「市、学校、家庭と、地域力が非常に大事」だとして、地域全体で子どもを見守る街づくりへの協力を呼び掛けた。

 議会ではこのほか、新年度一般会計当初予算案や、事件の引責として市長らの給料を半減する条例案など33議案を提案した。

 会期は26日まで。一般質問11~13日。登壇予定者は後日発表される。