虐待情報共有へ新システム 個別支援会議の開催徹底 野田市要対協

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 野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で死亡した事件を巡り、市は19日、虐待などで対応が必要な児童らについて協議する「市要保護児童対策地域協議会」(要対協)の実務者会議を開き、関係機関が情報共有する新たな「児童虐待管理システム」の導入や、虐待リスクの高い児童へ臨時の「個別支援会議」の開催徹底など新たな対策を行う方針を確認した。

 実務者会議には、市や市教委、千葉県柏児童相談所などが出席。非公開で行った。

 市は、再発防止策として(1)児童虐待管理システムの導入(2)個別支援会議開催の徹底(3)資料内容の改善や、配布時期の前倒し-など8項目を提案。市の検証委員会の議論を踏まえ、合意を目指す。

 提案した新たな児童虐待管理システムでは、リアルタイムで市や学校、児相の情報を互いに閲覧・確認できるようにする。システム構築まで、市児童家庭課の記録を市内部の関係機関が確認できるよう措置する。

 個別支援会議については「学校の欠席日数」「転校した場合」などルールを定めて開催するよう改善。虐待の危険度が高まった際に緊急対応できる組織に見直すことを確認した。