船橋市立児相2025年開設 市長「地元で子を支援」

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 船橋市の松戸徹市長は13日の記者会見で、設置に向けて準備してきた市立児童相談所について、「2025年4月に開設を目指す」と表明した。今年3月に設置場所を選定し、新年度から建設への具体的な作業に着手する。児相は、県と政令市に設置が義務付けられており、設置されれば千葉市を除いて千葉県内初となる。

 市立児童相談所は現在2期目の松戸市長の公約。既存の家庭児童相談室に加え、新たに児相を設置するメリットについて松戸市長は「(県を通さず)市のみで継続してケアする切れ目ない体制が確立できる。船橋で育った子は地元でサポートしていく」と強調した。

 野田市の女児死亡事件にも触れ、「行政が連携しないと、悲惨な事件が起こることがある」と話した。

 船橋市は開設に向け、15年度から県市川児童相談所へ職員を派遣するなど調査を進めてきた。今後も派遣を継続し、専門家の意見も求めていく。開設予定時期については「県との協議や建設期間などから6年後と判断した」と述べた。

 児相は、中核市に相当する市も「設置できる」とされている。県内の中核市は船橋と柏の2市。