受動喫煙防止へ条例案 千葉県内初、国より厳しく規制 千葉市

  • LINEで送る

 千葉市は3日、国より厳しい市独自の規制を盛り込んだ「受動喫煙防止条例案」を発表した。従業員のいる飲食店は飲食不可の喫煙専用室以外では原則屋内禁煙などとする内容で、罰則も設けた。可決されれば県内初。禁煙化する飲食店への支援策として、補正予算案に喫煙室などの撤去費補助を盛り込んだ。いずれも6日開会の市議会定例会に提案する。

 市によると、同案では、7月に成立した改正健康増進法では条件付きで喫煙できる既存の小規模飲食店(資本金5千万円以下、客席面積100平方メートル以下)について独自に規制。従業員がいる場合は飲食不可の喫煙専用室を設けない限り、屋内禁煙とする。キャバレーやナイトクラブなどは当分の間、努力義務にする。

 違反者には市が是正命令を出し、従わなかった場合は5万円以下の過料を科す。立ち入り検査などで虚偽の報告をした場合なども2万円以下の過料とした。

 自らの意思で受動喫煙を避けるのが難しい子どもや従業員を守る狙いで、2020年4月1日施行を目指す。飲食店の規制内容は6月に可決された東京都の条例とほぼ同じ。熊谷俊人市長は「五輪開催都市として都と方向性を合わせられたのが良かった。実効性ある条例になるよう取り組みたい」と考えを示した。