試験飛行年度内見送り 木更津駐屯地のオスプレイ

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 木更津市は27日、陸上自衛隊木更津駐屯地で2月から実施されている米海兵隊の新型輸送機「MV22オスプレイ」の定期機体整備について、試験飛行が本年度中は行われない見込みだと発表した。防衛省北関東防衛局から情報提供があった。

 同市によると、整備を行うSUBARU(スバル)にとって初の機体整備のため、研修や作業手順を定めた書類の作成、部品や専用工具の取得に時間がかかっているという。当初は9月上旬の試験飛行を予定していたが、10月に年内は見送られることが明らかになっていた。

 整備が長引いている点について防衛省は「整備企業が技術の向上に努め、慎重かつ確実な手順を踏んだことによるものと考えている」と説明。木更津市は「オスプレイの安全性が確保できるよう慎重に整備してもらいたい」としている。

 防衛省と米軍、スバルの3者は覚書を締結し、試験飛行では東京湾南部か相模湾の上空を利用することを確認している。

 2機目の整備計画は米軍から確定的な情報が得られていないという。