五輪相メッセ初視察 使用短縮「可能な限り考慮」

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藤野社長(左)からメッセの施設について説明を受ける鈴木五輪相(中央)と森田知事=19日、千葉市美浜区の幕張メッセ

 2020年東京五輪・パラリンピックで7競技を行う幕張メッセ(千葉市美浜区)を19日、鈴木俊一五輪・パラリンピック担当相が初視察した。同行した森田健作知事は、大会組織委員会から半年間と提示されたメッセの使用期間の短縮を要請。鈴木五輪相は「可能な限りその方向で考慮する」と応じ、組織委に短縮を働き掛ける意向を示した。

 鈴木大臣は、森田知事やメッセ運営会社の藤野達夫社長らの案内を受け、メーン玄関や競技舞台となる展示場を約30分間視察。観客らの想定移動経路も確認し、千葉県などが取り組むバリアフリー化にも期待。その上で「準備にも長期間(会場を)押さえなければならないが、(同時期に通常の)催し物でも使うのでその調整が残っている」とし、千葉県側と課題を共有した。

 視察後には、海外選手らと住民の交流を国が促進する「ホストタウン」に登録された千葉県内11市のうち5市長も加わり、意見交換。山武市からは交流行事への大会エンブレムの使用要望が出され、国側はエンブレム入りのマークが近く使えると説明。鈴木大臣は「住民の参加意識が大会成功の基盤。先駆的な事例を全国に広めたい」と呼び掛けた。

 森田知事は視察後に「使用期間問題では、できる限り考慮すると言ってもらえた。やれることを進めていく」と気を引き締めた。