1位・待機児童ゼロ ごみ有料化2位、3位ちばレポ 千葉市政10大ニュース

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 千葉市は25日、今年の市政10大ニュースを発表した。認可保育所などに入りたくても入れない「待機児童」のゼロ達成が1位、家庭ごみ手数料徴収制度スタートが2位にそれぞれ選ばれた。1、2位の獲得点数は3位以下を大きく突き放しており、熊谷俊人市長は「5年のスパンで見ても1、2位を争うレベルの出来事だった」と振り返った。

 10大ニュースは市政記者会加盟の報道機関13社と市幹部6人による投票で決定。投票者は1年の主な出来事の中から10項目とベスト3を選び、10項目に各1点、ベスト3に加算点(1位3点、2位2点、3位1点)が付与される。

 1位の待機児童ゼロ達成は53点を獲得。積極的に保育所新設などを進めて定員を拡充したほか、きめ細かな施設紹介サービスの努力により、4月1日時点でのゼロ実現にこぎ着けた。今後、市は保育の質の向上に力を入れる。

 2位の家庭ごみ手数料徴収スタートは40点を獲得。焼却ごみ減量を目指し、2月から指定ごみ袋に手数料を上乗せ。以降、順調にごみは減り続け、設定した減量目標が射程圏内に入ってきた。目標実現後は清掃工場を3カ所から2カ所に減らす計画を進める。

 3位は24点を獲得した「ちばレポ(ちば市民協働レポート)」の本格始動。道路の不具合などの地域の課題を市民がスマートフォンなどで市に手軽に通報できる仕組みで、ICTを活用した行政サービスの取り組みとして注目された。

 熊谷市長は10大ニュースを振り返り、特に2位のごみ有料化に深い思い入れがあった様子。「市民負担を強いるため重い決断で、成果が出なければ責任を取るつもりで悩みに悩んで導入した。市民の皆さんの理解と協力で目標達成に近づいたことは大変意義深いこと」と話した。

◆千葉市政10大ニュース
【1位】待機児童ゼロ達成(4月、53点)
【2位】家庭ごみ手数料徴収制度スタート(2月、40点)
【3位】「ちばレポ」本格始動(9月、24点)
【4位】市内での感染が疑われるデング熱患者発生(9月、16点)
【5位】JR京葉線とりんかい線の相互直通運転に向けて協議会設立、利用実態調査実施(5月、10月、11点)
【6位】動物公園リスタート構想策定。石田新園長就任(3月、4月、9点)
【6位】千葉市新庁舎整備基本構想策定(11月、9点)
【8位】約2千種類の市の申請書類への押印不要に(6月、8点)
【8位】加曽利貝塚キャラクター「かそりーぬ」誕生(7月、8点)
【8位】液状化対策事業実施へ対象地区の3分の2以上の住民が同意(9月、8点)
【8位】幕張メッセ開業25周年(10月、8点)
 ※カッコ内は発生月と獲得点数24日午後3時~25日午後3時