県内34の地名が中国で商標登録 県、セミナーで注意喚起

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 日本の地名が中国などで商標登録されている問題で、千葉や旭など市町村名を含む県内計34の地名が中国ですでに登録されていることが21日、県の調べで分かった。これまでのところトラブルの報告はないという。県議会予算委員会で網中議員の質問に答えた。

 県産業振興課によると、県は昨年12月、中国でのいわゆる「冒認出願」(抜け駆け登録)への対応として、市町村名や上総、下総といった旧国名など98の地名と、房州ビワなど特許庁に登録されている八つの地域団体商標の登録状況について調査した。

 その結果、地域団体商標の登録はなかったものの、20の市町村名を含む34の地名がすでに登録されていた。県は本年3月に市町村や農林水産業団体を対象としたセミナーを開催し商標登録問題へ注意喚起した。

 登録されていたのは次の通り。

 ▽市町村名=千葉、野田、成田、東金、旭、柏、八千代、鴨川、富津、浦安、八街、印西、白井、富里、香取、山武、多古、芝山、長生、長南

 ▽市町村名以外=富山、三芳、千倉、丸山、大原、房総、下総、上総、安房、谷津、佐原、太東、金田、利根川。