2020夏季千葉県高等学校野球大会

メッセ苦戦稼働率39% 活性化へ社会実験 アクセス改善に期待も

 幕張メッセ(千葉市美浜区)の2011年度の稼働率は39%にとどまり、前年度(34%)と比べ微増ながら依然30%台に低迷していることが10日、県への取材で分かった。オープン当初の1990年代前半は60%台だったが、東京ビッグサイト(東京・江東区)の開業などが影響。総額356億円もの負担金を投じてきた県と千葉市は、幕張新都心全体でメッセのイベントを盛り上げる新たな取り組みを開始。東京方面を結ぶ定期便バスの運行も始まるなど“追い風”に期待を寄せている。

 県と千葉市が毎年補てんしている負担金の累計は昨年度までに356億円に上るが、県経済政策課は「周辺への企業進出や新たな雇用を生み出し、地域経済に貢献している」とする。

 だが、90年に66%を記録した稼働率(使用ホール数に基づき算定)は徐々に降下。東京ビッグサイトが開業した96年以降はおおむね30%台後半と苦戦を強いられている。

 主力イベントだった「東京モーターショー」(日本自動車工業会主催)も2011年からビッグサイトへと会場を変更。メッセ低迷を象徴する出来事となった。


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