問題書き込み倍増 スマホ普及で気軽さ助長 1543人いじめ、援交も 県のネットパトロール

 中高生のインターネットへの書き込みを監視する県の「ネットパトロール事業」で、今年4月からの半年間で確認された問題のある書き込みが、昨年同期の約2倍に当たる1543人に急増していることが2日、県のまとめで分かった。ネット上でのいじめや援助交際など警察や関係機関に連絡を要する緊急案件も7人に上り、昨年度の3人をすでに上回った。スマートフォン(多機能携帯電話)の急速な普及も背景にあるとみられ、県は警戒を強めている。

 ネットパトロールは県内の公・私立全ての中学と高校、特別支援学校計630校の生徒が対象で、昨年4月からスタートした。県の専属職員2人が学校名などをキーワードに検索をかけ、「学校裏サイト」やプロフィルサイト(プロフ)、ネット掲示板を監視。個人の中傷やわいせつな表現などの問題投稿があった場合、関係教育委員会を通じて生徒の指導を学校に依頼するとともに、サイト管理者に削除を求める。

 県県民生活課によると、今年4~9月の半年間で、問題のある書き込みは昨年同期比792人増の計1543人。このうち学校名や顔写真、名前など他人の個人情報を公開したものが162件で最も多く、飲酒や喫煙などの問題行動に関するものが60件に上った。教育委員会に情報提供し、学校から生徒への指導を依頼したのは同124人増の269人に上った。

 学年別では高校2年生が533人(34・5%)と最多で、高校生だけで全体の8割を占めた。プ


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