中国人客8割キャンセル 成田のホテル、領土問題影響 ちば県議会

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 9月県議会は5日、常任委員会が始まり、商工労働企業と県土整備の2委員会が開かれた。尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化で、成田空港周辺のホテルでは中国人客の約8割がキャンセルしていることが明らかになった。日本人の中国への旅行も8割以上が中止している状況だという。天野行雄議員(民主)の質問に答えた。

 【商工労働企業】観光誘致促進課などによると、中国では9月末から10月上旬が国慶節(建国記念日)の大型連休で、例年ならかき入れ時。

 同課が9月16日に成田空港周辺のホテル1社に電話で聞き取りしたところ、国慶節期間中の中国人客の約8割がキャンセル。同ホテルでは外国人客の約6割が中国人。周辺の他のホテルも同様の状況だという。

 一方、国内大手旅行会社への聴き取りでは、中国への旅行も8割以上がキャンセル。商工労働部は「関係支援機関、商工団体と連携して情報収集し、必要なタイミングで支援に努めていく」とした。

 また、企業撤退が相次ぐ茂原市内の雇用問題で、雇用労働課は半導体製造会社「東芝コンポーネンツ」の工場閉鎖に伴い、茂原地域で9月中に約200人が離職したと報告。