通学路の危険箇所2162件 安全対策2割止まり 県内

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 9月県議会は27日も代表質問が行われ、公明党の石川信一(船橋市)、共産党の岡田幸子(市川市)の両議員が登壇した。県教委は、通学路の緊急合同点検の結果、道路が狭いなどの危険な場所が県内で2162カ所に上ったことを明らかにした。このうち、8月末時点で通学路の変更や白線の引き直しといった安全対策が講じられたのは約2割にとどまった。石川議員の質問に答えた。

 点検は、京都府亀岡市などで登校中の児童が巻き込まれる事故が相次いだことを受け全国で実施。県教委は、県警や道路管理者とともに、千葉市を除く公立小学校など計748校の通学路を点検、道路が狭かったり、見通しが悪い場所や大型車が頻繁に通る道路を危険箇所として抽出した。

 滝本寛教育長は、安全対策を講じていない危険な場所のうち、約6割は対策を実施予定だが、残りの約2割は未定の状態と説明。「対策が着実に推進できるよう関係部局や県警からなる通学路安全対策会議を継続的に開き、安全対策の促進に努めたい」と答弁した。