一時保管所を着工 手賀沼処理場内、来月にも搬入 焼却灰

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 高濃度の放射性物質を含む焼却灰問題で、県は21日、印西市と我孫子市にまたがる手賀沼終末処理場内に一時保管施設を建設する本体工事に着手したと発表した。11月30日までに計5棟を建設する計画だが、最初の1棟が完成する10月末から順次、焼却灰の搬入を始める。建設には地元2市が反対しており、さらなる反発も予想される。

 県資源循環推進課によると、工事は5棟の本体工事や外溝、植木の移植など3種類で事業費は2億1千万円。建築基準法に基づく建築確認が同日認可され、同課は一部の工事を始めた。

 一時保管施設は最大15棟設置する予定で、本年度内に今回の5棟を含む計9棟を建設。残る6棟は保管状況をみながら検討する。

 地元の反発の中での着工について、同課は「これまで3回の住民説明会で理解を求めてきた。柏、松戸、流山市の3市で焼却灰の保管がひっ迫している状況を踏まえ、工事に踏み切った」と説明した。