初の「多数遺体取り扱い」 身元確認で医師と連携 9都県市合同防災訓練2日目

遺体に見立てた人形を遺体安置所に運び込む際の受け付け訓練=2日午前11時5分ごろ、市川市南八幡の市勤労福祉センター南八幡体育館
遺体に見立てた人形を遺体安置所に運び込む際の受け付け訓練=2日午前11時5分ごろ、市川市南八幡の市勤労福祉センター南八幡体育館

 9都県市合同防災訓練の県会場となっている市川市で2日、災害で多数の死者が出た場合に備え、初の「多数遺体取り扱い訓練」が行われた。県警、市川市職員のほか、医師や歯科医師ら約100人が参加した。

 東日本大震災直後から岩手県で遺体の検視や身元確認作業にあたった千葉県警捜査1課の田中恵司管理官が実体験を踏まえて、作業の手順を説明した。

 会場となった同市勤労福祉センター南八幡体育館は災害時の遺体安置所を想定し、遺体受け付け、検視台、身元確認場所、遺族の面会スペースなどに仕切られた。訓練は遺体に見立てた人形を使用し、収容受け付けからスタート。発見場所や日時などの基本事項を確認した後、警察官が中心となって検視・検案。体の傷などを細かく確認したり、衣服の状況などを写真に記録した。


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