千葉県内各地で大雨、停電相次ぐ 落雷?我孫子などで火災も

冠水した道路を水しぶきを上げて走る車=4日午後5時ごろ、木更津市朝日(画像は一部加工しています)
冠水した道路を水しぶきを上げて走る車=4日午後5時ごろ、木更津市朝日(画像は一部加工しています)
大雨で冠水した駐車場から車を脱出させるため乗り込もうとする人=4日午後5時ごろ、木更津市朝日のショッピングセンター「イオンタウン木更津朝日」駐車場
大雨で冠水した駐車場から車を脱出させるため乗り込もうとする人=4日午後5時ごろ、木更津市朝日のショッピングセンター「イオンタウン木更津朝日」駐車場

 低気圧から伸びる前線の影響で千葉県内は4日、大気の状態が不安定になり、局地的に雷を伴う激しい雨が降った。県全域で雷注意報が発令され、我孫子市内などで落雷が原因とみられる火災が発生。富津市で約2600軒、千葉市花見川区で約1710軒、四街道市で約740軒など停電も発生した。

 同日午前6時ごろ、我孫子市南新木4で「雷が落ち自宅1階が燃えている」と住民から119番通報があった。我孫子署や同市消防本部によると、木造2階建て住宅の1階部分のうち約25平方メートルを焼いた。住民男性(56)が煙を吸い、市内の病院に運ばれた。

 同日午後2時55分ごろには君津市俵田の物置から出火、木造2階建てを全焼した。けが人はいなかった。当時、雷雨が激しかったことから、君津署は落雷による火災の可能性を視野に出火原因を調べている。

 成田空港では同0時5分ごろ、A滑走路脇にあり着陸機を電波で誘導する装置が故障。雷が原因とみられる。運航に支障はなく、約6時間半後に復旧した。

 降雨は市原市と君津市で夕方ごろ、1時間に33ミリの雨量を記録。木更津市では午後4時35分ごろまでの1時間に28ミリ、千葉市中央区でも20・5ミリの強い雨を観測した。

 JR久留里線は午後3時55分に沿線の雨量計が規制値に達したため、一時運転を見合わせた。

◆18日ぶり真夏日なし

 県内は4日、7月17日以来18日ぶりに30度以上の真夏日から開放された。予報では、きょう5日も午前中を中心に雨模様で、猛暑とはならない見込み。

 4日は前線や低気圧の影響による大雨で、15観測地点の中では千葉市の29・1度が最高だった。最も涼しかったのは25・2度の銚子市。

 平年より0・9~5・5度低く、前日からも大幅に下がった。3日が過去最高の37・6度だった香取市は12・2度下がり25・4度だった。


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