「感動、夢もらった」 なでしこ「銀」 1200人懸命の声援 大網白里アリーナ

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2階まで埋めた大応援団が、地元出身の宮間選手ら、なでしこを応援した=10日午前5時5分ごろ、大網白里アリーナ
2階まで埋めた大応援団が、地元出身の宮間選手ら、なでしこを応援した=10日午前5時5分ごろ、大網白里アリーナ

 「感動した。夢をもらった」。ロンドン五輪サッカー女子決勝戦に合わせて、なでしこジャパン主将の宮間あや選手(27)の出身地、大網白里町の大網白里アリーナで10日未明、パブリックビューイング(PV)が行われた。約1200人が集結し、なでしこの勝利を信じ最後まで声援を送り続けた。結果は銀メダルに終わったが、応援団は「よく頑張った」と「地元の宝」の健闘をたたえていた。

 PVは準決勝に続いて2回目。金メダルが懸かる大一番ということもあり、前回の500人の2倍以上の観客が集まり、アリーナ2階席まで埋まった。「スティックバルーン」を手にした観客は、ピッチを駆け回る宮間選手らの動きを追いかけながら一喜一憂した。

 ゲームは2点を追う苦しい展開。宮間選手を応援する会の内山清会長(81)は「惜しいシュートもあった。必ずやってくれる」と宮間選手の活躍を祈り続けた。後半18分、日本が1点を返すと、会場は「ニッポン」コールで盛り上がったが同点、逆転の願いは最後まで届かなかった。

 敗れたとはいえ、五輪での銀メダルは日本の女子サッカーに新たな一ページを刻んだ。その瞬間に応援を通じて立ち合った観衆は「よく頑張った」と拍手を送り健闘を称えた。