落胆一転、歓喜の輪 田中佑典・加藤凌平・両選手の活躍に沸く 順天堂大さくらキャンパス

銀メダルが決まり喜びを爆発させる学生たち=31日午前3時18分、印西市平賀学園台の順天堂大さくらキャンパス
銀メダルが決まり喜びを爆発させる学生たち=31日午前3時18分、印西市平賀学園台の順天堂大さくらキャンパス

 2大会連続の銀メダルに輝いた体操男子団体。田中佑典選手の母校で、加藤凌平選手が通う順天堂大学さくらキャンパス(印西市)では31日未明、テレビで競技を見守る在校生らが喜びを爆発させた。まさかの4位判定から一転、沈みかけた会場には“茄子紺(なすこん)”の大学旗がたなびき、仲間の快挙に惜しみない拍手を送り続けた。

 「日本、メダルを逃す」-。同キャンパス研究棟1階ロビーに詰めかけた約80人の同大在校生らは実況の言葉にぼうぜん。会場は落胆に静まりかえった。

 だが、最終競技者、内村航平選手の採点をめぐり日本チームが抗議。手を組み祈り続けたスポーツ健康科学部2年の古屋花菜さん(19)は「ワクワクと不安が入り交じっていた」と緊張の10分間を振り返った。

 同大体操競技部OBで、現在は同部コーチを務める小西康仁さん(28)は「よくがんばった」とかみしめるように教え子たちの活躍に目を細める。

 初の五輪に臨んだ田中選手については「減点の付けづらい日本らしいきれいな体操をする」と太鼓判。「今日も自分らしい演技だった」と大舞台で結実した努力をたたえた。


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