2012年7月5日 16:15 | 無料公開
県は4日、県農林総合研究センター(千葉市緑区)の50代男性職員が職場の懇親会からの帰宅途中、19件分の個人情報や農薬管理状況が記載された検査票などを紛失したと発表した。
県農林水産部によると、紛失したのは山武市と横芝光町の1個人、18法人分の農薬販売所立入検査票や、男性職員の農薬取締職員証明書の控えなど。検査票には住所や氏名、電話番号のほか、農薬取り扱い情報が含まれていた。これまでのところ直接被害はないものの、悪用の恐れもあるという。
男性職員は6月12日夕、山武市での農薬販売所の立ち入り検査を終え、書類を所持したまま、千葉市内で開かれた県庁本庁との懇親会で飲酒。二次会にも参加し、徒歩で帰宅途中に書類の入った黒い手提げバッグを紛失した。