千葉市、スーパーソニック後援取り消し 神谷市長「延期応じてもらえず残念」 改めて対策徹底求める

会場となるZOZOマリンスタジアム=千葉市美浜区
会場となるZOZOマリンスタジアム=千葉市美浜区

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け千葉市が延期などを求めていた大規模音楽フェスティバル「スーパーソニック」について、同市は、後援を9日付で取り消した。神谷俊一市長は同日夜、主催者から延期せず開催するとの通知があったことを明らかにした上で「主催者側の事情も分かるが、延期の要請に応じてもらえず残念」と話した。

 市によると、主催者側から9日に「延期は難しく、予定通り行う。入場者数も極力縮小するが、市が求める5千人以下にすることはできない」との書面が届いた。開催にあたっての感染予防対策として、酒類持ち込みの禁止と観客同士の距離の確保、直行直帰などを徹底すると示されていた。

 市は今後、主催者側に改めて対策の徹底を求めるほか、会場設営時と開催当日に市職員を派遣し、感染対策が取られているかをチェックする。当日は会場とJR海浜幕張駅周辺を職員が巡回し、密にならないよう注意喚起を行うという。

 神谷市長は「市に中止させる権限はなく、主催者側が開催する意向ならばやむを得ない。少しでも感染リスク低くなるよう、市としても対応していく」と話した。

 同フェスは18、19日に同市美浜区のZOZOマリンスタジアムで開催し、各日1万人規模の入場が見込まれている。市は今月1日、主催者側に延期か、開催する場合は入場客の上限を5千人以下とするよう求めていた。


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