【新型コロナ】高齢者向けワクチン千葉市に到着 12日から施設入所者への接種開始 一般高齢者は5月中旬以降予定

到着したワクチンを運ぶ職員=8日、千葉市
到着したワクチンを運ぶ職員=8日、千葉市
到着したワクチンを超低温冷凍庫に保管する職員=8日、千葉市
到着したワクチンを超低温冷凍庫に保管する職員=8日、千葉市

 千葉市に8日、県内で最も早く高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン2箱約千人分が到着した。同市は12日から、若葉区の「秀眉園」の入所者ら約280人を皮切りに高齢者施設での接種を始める。神谷俊一市長は8日の定例記者会見で「市民に確実に接種を行うには、ワクチンの安定供給が大前提。必要量が届くよう国や県に要請していきたい」と述べた。

 同市内の公共施設に同日午後1時ごろ、ワクチンを載せた運送会社のトラックが到着。市職員がドライアイスとワクチンが入った箱を台車で施設内に運び込んだ。温度などを確認し、超低温冷凍庫(ディープフリーザー)に保管した。

 同市は限られたワクチンを有効活用するため、クラスター(感染者集団)が発生した場合に影響が大きい高齢者施設の入所者から接種を開始。今回は感染リスクの高い複数人部屋の入所者が多く、医師が常駐し接種体制も整っていることなどから、秀眉園を選んだ。対象は入所者約110人と職員約170人で、23日までに接種を終える予定。他の施設とも調整を重ね、順次接種を行う。

 一般の高齢者には今月下旬に接種券を郵送。予約の集中を避けるため、年齢ごとに時期をずらして予約を受け付ける。接種はワクチン供給が安定する5月中旬以降を予定している。

 市は、かかりつけ医による個別接種を中心に、市民の利便性を考慮し集団接種も補完的に組み合わせる。神谷市長は「予約が円滑にいくか注視する。問題があれば改善していく」とした。


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