千葉県職員4人が深夜まで居酒屋会食 感染症対策担う部の職員も、飲食店への時短要請のさなか

千葉県職員の夜の会食で謝罪する中村勝浩健康福祉部次長(左)ら=31日、県庁
千葉県職員の夜の会食で謝罪する中村勝浩健康福祉部次長(左)ら=31日、県庁
千葉県庁
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 千葉県は31日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、飲食店に午後9時閉店の営業時間短縮を要請する中、職員4人が深夜まで居酒屋を利用する不適切な会食があったと発表した。このうち3人は、感染症対策を担う健康福祉部の職員。異動を前にした送別会の意味合いもある懇親会だったといい、県が歓送迎会の自粛を求めていた中での軽率な行動に、批判が高まりそうだ。

 県によると、不適切な会食をしたのは健康福祉部の30代男性2人と30代女性1人、環境生活部の20代女性1人。一部が異動対象で、異動前の仲間内の懇親会として29日の勤務終了後、集まる機会を設けた。

 4人は午後6~9時ごろに千葉市の飲食店で食事をし、その後、営業時間短縮要請に応じていない同市の居酒屋に入店。午後9時半から2時間程度、それぞれ酒類を2、3杯飲みながら歓談した。

 30日に県庁に情報提供があり、内部調査を進めて問題が発覚した。4人は反省の態度を示しており、いずれも所属する部の部長から口頭で厳重注意を受けている。

 健康福祉部の3人は本来の業務の傍ら、頻度に差はあるものの、新型コロナ関連の業務にも応援で携わっていた。午後9時以降も営業している飲食店の情報を業務上で得た事実はないという。

 健康福祉部の中村勝浩次長は「要請を守るべき立場にある職員が、時間を超えた夜間の飲食を行ったことは大変申し訳なく、深くおわびする」と謝罪。処分については「人事当局で最終的に判断されるもの」と説明した。

 首都圏4都県は、緊急事態宣言解除後も飲食店に対して続けていた午後9時閉店の営業時間短縮要請について、4月21日まで延長することで合意。森田健作知事は宣言解除後に「リバウンドを起こさない行動を県民に強くお願いしていく」と述べていた。


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