九十九里沖で船舶衝突 遊漁船の6人けが

船首部分を損傷した遊漁船「第3正一丸」=23日午後、千葉県九十九里町の片貝漁港(銚子海上保安部提供)
船首部分を損傷した遊漁船「第3正一丸」=23日午後、千葉県九十九里町の片貝漁港(銚子海上保安部提供)

 23日午前11時50分ごろ、九十九里町片貝漁港の南東約25キロの海上で、遊漁船「第3正一丸」(15トン)と貨物船「旭丸」(499トン)が衝突した。第3正一丸には乗員乗客14人が乗っており、このうち男性6人が腰椎骨折などのけがを負い病院で治療を受けた。いずれも命に別条はない。

 銚子海上保安部によると、6人は衝突した際に転倒するなどしてけがをしたとみられる。乗客の男性(62)=八千代市=が腰の骨を折って入院し、第3正一丸の男性船長(57)=九十九里町=と男性乗組員(55)=同=は全身打撲のけが。乗客の男性(33)=相模原市=ら3人も全身打撲などのけがを負った。

 第3正一丸は釣りを終え片貝漁港に戻る途中で、船首部分が旭丸の右舷側と衝突した。船長以外の5人は別の船で同漁港に運ばれた。第3正一丸は船首部分が損傷したが、船長が操縦し自力で同漁港に戻った。

 旭丸は千葉港から北海道に向け航行中だった。船体の右側面にこすったような痕があった。乗組員5人にけがはなく、自力で航行し茨城県の鹿島港に入港した。同保安部は両船の関係者から事情を聴き、詳しい状況と原因を調べている。また、運輸安全委員会は同日、原因を調べる船舶事故調査官2人を指名した。


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