「解除困難」「徹底的に」…迫る期限 ”延長やむなし" 緊急事態宣言 千葉県民の声

JR千葉駅周辺を歩く人々。緊急事態宣言の延長について「やむを得ない」という見方が大勢を占めた=30日、千葉市中央区
JR千葉駅周辺を歩く人々。緊急事態宣言の延長について「やむを得ない」という見方が大勢を占めた=30日、千葉市中央区

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の期限が迫ってきた。厳しい感染状況を背景に政府が首都圏などで宣言を延長する方向で調整に入り、自粛生活が続きそうだ。「つらいが解除は難しい」「感染を抑え込むために徹底的にやるべき」。1月最後の週末となった30日、県都・千葉市の玄関口のJR千葉駅周辺を歩いていた県民からは“延長やむなし”の声が相次いだ。

 同市にある高校に通う永野真衣さん(18)=東金市=は進学先が決まり、アルバイトの面接を受けるために同駅を訪れた。緊急事態宣言で「行動が制限されるのはつらい」と漏らすが、これ以上の感染拡大を防ぐために「2月7日での解除は難しいと思う」と延長の方向性に理解を示す。

 販売スタッフとして勤務する医療機関に向かっていた千葉市中央区の30代男性は、感染者数が高止まりしている現状に気を引き締める。ひっ迫する医療現場の現状を踏まえ、政府に対し「今後の判断を巡っては医療関係者の意見を重く受け止めるべき」と注文を付けた。

 「厳しい措置はやむを得ない」と話すのは同市若葉区の男子高校生。同居する家族への感染を警戒し、これまで人との接触機会を減らしてきた。友人と会えない日々が続き、鉄道の運転士になるという夢は感染拡大による鉄道会社の疲弊で揺らいだが、延長は不可避との考えだ。

 娘と待ち合わせていた同区の須藤初恵さん(82)は「2月7日で終了は難しいと思う。政府の見通しが甘かったのではないか」と手厳しい。再発令後、日課だった買い物は3日に1回となったが「自粛期間が長引くことは致し方ない。感染を抑え込むためには徹底的にやるべき」と語気を強めた。


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