宿泊料着服の疑い 施設元職員の女逮捕 館山署

 勤務していた体験型宿泊施設で利用者の宿泊料金などを着服したとして、館山署は26日、業務上横領の疑いで南房総市和田町布野、無職、川上厚子容疑者(65)を逮捕した。

 逮捕容疑は2019年3月20~21日、当時会計などを担当していた同市和田町の体験型宿泊施設(同年10月に閉鎖)で、施設利用者から徴収した宿泊料金や弁当代計12万7700円を着服した疑い。「借金返済に充てた」などと容疑を認めている。

 同署などによると、同年5月に同施設指定管理者の決算で、帳簿残高に対して実際の現金が不足していることが判明。内部調査などに基づき川上容疑者から話を聞き、着服を認めた。また、昨年4月に立ち上げた同施設の清算委員会による調査でも約2200万円の使途不明金が発覚し、同会が告訴状を提出していた。

 川上容疑者は2006年ごろから1人で会計を担当。16年4月~19年5月の間に計約1200万円を着服したとして、同年6月に施設の指定管理者から懲戒解雇処分を受けていた。同署はほかにも同様の行為を繰り返していたとみて、裏付けを進めている。


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