【終電繰り上げ前倒し】「仕方ない」「逆効果」 JR、京成、東葉高速…鉄道各社に千葉県民反応さまざま

20日に終電の繰り上げが予定されている中央・総武線各駅停車の車両=13日午後3時5分ごろ、JR千葉駅前
20日に終電の繰り上げが予定されている中央・総武線各駅停車の車両=13日午後3時5分ごろ、JR千葉駅前

 新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、国交省などが検討を求めた終電時刻繰り上げの前倒しについて、JR東日本は13日、終電付近の一部列車の運転を20日から当面、取りやめると発表。京成電鉄や東葉高速鉄道も減便や行き先変更をすることになった。首都圏にある鉄道各社の終電繰り上げ前倒しに、千葉県民からは「仕方ない」と理解を示す声が上がる一方、混雑を懸念する人もいた。

 JR千葉駅前で客待ちをしていたタクシー運転手の男性(68)=千葉市緑区=は「これまでは終電後が稼ぎ時だったが、今は朝まで粘っても5千円程度の売り上げ。飲食店の閉店は既に早まっているので、利用状況は変わりそうにない」と説明した。

 通勤で総武線を利用している船橋市の男性会社員(25)は「個人的に影響はないが、終電ぎりぎりまで働く職種の人たちは困るはず。本数が減って混雑したら逆効果では」と指摘した。

 今回の終電繰り上げ前倒しは、首都圏の知事や国土交通省が新型コロナウイルス対策で「人の流れを抑制する」と、鉄道各社に要請していた。千葉市内のカフェでアルバイトをしている女子大学生(21)=市原市=は「十数分早まるのが感染対策になるのかな」と疑問を投げ掛けた。

 自営業の女性(40)=千葉市中央区=は「緊急事態宣言下で、多少の終電の繰り上げは仕方ない。在宅勤務できない仕事なのでやむを得ず電車に乗っているが、人が全然減っていないのは気になる」と話した。


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