【新型コロナ詳報】千葉県内1人死亡、76人感染 車販売店でクラスター  「再感染」疑いも

 千葉県内で2日、新型コロナウイルスに感染した1人の死亡と、10代~80代の男女76人の感染が判明した。我孫子市の自動車販売店「千葉マツダ我孫子店」で従業員5人の感染が分かり、県はクラスター(感染者集団)が発生したと認定。県内初となる「再感染」が疑われる事例も1件あった。県内での死者は90人となり、累計の感染者は7158人に増えた。

 県疾病対策課によると、死者は11月上旬に発熱の症状が出て入院。12月1日に死亡した。循環器系の基礎疾患があった。県は遺族の同意が得られていないとして性別や年代を公表していない。

 県は、10代~70代の男女40人の感染を発表した。同課によると、東京都の40代無職女性は6月29日に発症し、検査で7月5日に感染が判明。症状が回復して同16日に退院した。海外出国のため12月1日に成田空港の診療所で検査を受け、再び陽性となった。

 最初の陽性確認から約5カ月がたっており、元のウイルスが増殖する「再燃」ではなく、再感染の可能性もあるという。確定していないが、再感染であれば県内初の事例。

 松戸市では、二十世紀が丘消防署に勤務する30代男性消防隊員の感染が分かった。市によると、同僚4人が濃厚接触者に特定された。同署は非番と休務者で業務を継続している。

 千葉マツダ我孫子店では40代と50代の従業員5人の感染が分かり、県はクラスターが発生したと発表。いずれも接客業務だが、仕切りを設けるなど感染対策を講じていた。11月27日から休業し、他の従業員の検査は終了した。

 柏市は、クラスターが発生した市立柏病院で新たに20代~80代の入院患者男女5人の感染が判明したと発表。同院の感染者は14人になった。柏市や流山市に住む20~80代の男女9人の感染も判明した。

 千葉市は、10代~80代の男女11人の感染判明を発表。10代の女子生徒にクラスメート6人を含む計10人の濃厚接触者がおり、検査を進める。

 船橋市は、10代~40代の市内居住者11人の感染を発表。全員軽症。20代以下が6人を占めた。

 2日に県内で感染が確認された人の居住地は船橋市12人▽柏市11人▽千葉市10人▽流山市9人▽松戸市、市川市が各6人▽我孫子市5人▽佐倉市、印西市が各3人▽浦安市、習志野市が各2人▽鎌ケ谷市、野田市、木更津市、茂原市、鴨川市が各1人▽県外2人だった。


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