【新型コロナ詳報】千葉県内73人感染判明 クラスター発生の2高齢者施設でさらに増

 県内で25日、10歳未満から90代以上までの男女73人の新型コロナウイルスの感染が判明した。クラスター(感染者集団)が発生していた千葉市と市川市の計2施設で、それぞれ新たに1人の感染を確認。ほかに、軽症者らの宿泊療養施設で勤務していた県職員の30代男性の感染も分かった。

 県によると、クラスター化した市川市内の社会福祉法人市川会「ホワイト市川デイサービスセンター」では、新たに同市の60代女性職員が陽性となった。同所での感染者は計6人。利用者43人の検査を進める。

 感染した県職員の男性が勤務していたのは、成田市にある宿泊療養施設。14~20日に県との連絡調整などの業務に当たっており、関係する県職員6人について自宅待機などの措置を取った。男性が入所者と直接接触する機会がないことなどから、県は「業務上での感染ではない」としている。

 県が感染を発表した35人のうち、松戸市の90代以上の無職の男性ら5人の症状がやや重い。いずれも肺炎の所見が確認されている。

 千葉市は、クラスターが発生した同市緑区の特別養護老人ホーム「誉田園」で新たに80代女性入所者の感染を確認したと発表した。感染者は計60人。施設以外で6人の感染も明らかにしており、少なくとも4人の感染経路が不明という。

 柏市は、市立名戸ケ谷小と高柳小にそれぞれ通う男子児童2人の感染を発表。高柳小は25日午後から休校し、濃厚接触者に当たる児童・教職員の特定やPCR検査を行う。名戸ケ谷小は他の児童や教職員に濃厚接触者はおらず、休校はしない。市の感染発表は名戸ケ谷小児童を含めた22人で、過去最多を更新した。

 船橋市は、市内居住の9人の感染を発表。症状の重い人はいない。少なくとも3人の感染経路が不明。

 居住地別では▽柏市19人▽船橋市9人▽松戸市7人▽千葉市、市川市、我孫子市が各6人▽流山市5人▽八千代市、市原市が各3人▽木更津市2人▽浦安市、鎌ケ谷市、野田市、香取市、山武市が各1人▽県外2人だった。


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