旭、勝浦でパスポート発給 千葉県は縮小、権限移譲拡大へ

 旅券(パスポート)申請・交付業務の市町村への権限移譲を進める千葉県は、新たに旭市と勝浦市に権限を移す。27日開会の12月定例県議会に条例改正案を提案し、可決されれば旭市で来年5月、勝浦市で同10月から旅券発給業務が始まる。県の窓口となる各地域振興事務所での対応を縮小する一方、市町村窓口を増やし、より身近な場所での旅券発給を可能にする。県内市町村の申請窓口は35カ所となり、県の窓口と合わせて37カ所体制となる。

 旅券発給は現在、県の窓口が県旅券事務所(千葉市)と安房地域振興事務所(館山市)の2カ所と、市町村窓口が市川、浦安、成田、匝瑳市や横芝光町など32カ所。船橋市では来年2月1日から申請・交付の開始が決まっている。

 新たに権限が移譲される旭市では来年5月10日から、勝浦市では同10月1日から施行される。

 旅券発給を巡っては、県は海匝、山武、長生、夷隅の各地域振興事務所での申請受け付けを今年9月に終了。受理した分は、本年度末まで交付する。交付のみ行っていた船橋市の葛南地域振興事務所も、申請受け付けを終了している。

 申請・交付の窓口や対応時間などは、千葉県ホームページに詳細を掲載している。


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