2020年9月22日 05:00 | 有料記事
2018年10月、トライアスロンの「アイアンマン世界選手権」に出場した稲田弘さん=米ハワイ(本人提供)
人生100年時代を象徴するような87歳のスーパーアスリートがいる。八千代市の稲田弘さんは2018年10月、85歳と328日で米国ハワイでのトライアスロン「アイアンマン世界選手権」を完走し、最高齢完走者としてギネス世界記録に認定された。「大変名誉なこと。非常にうれしい」と喜ぶ稲田さんは、来年の世界選手権での完走を目指しトレーニングを重ねている。
トライアスロンは水泳、自転車、ランニングを組み合わせた過酷な競技。距離によって分けられ、中でも最長の「アイアンマン」は水泳2・4マイル(約3・9キロ)、自転車112マイル(約180キロ)、ランはフルマラソンの42・195キロ。計約226キロのまさに鉄人レースだ。
早朝にスタートし、約17時間後のゴールは深 ・・・
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