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館山の女児殺害 父親、初公判で起訴内容認める

千葉地裁
千葉地裁

 館山市内の空き家で次女=当時(3)=の首を絞め窒息死させたとして、殺人の罪に問われた無職、羽山和宏被告(52)=君津市=の裁判員裁判の初公判が13日、千葉地裁(平塚浩司裁判長)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。

 冒頭陳述で検察側は、借金返済や失職で生活苦に陥り、家族3人で心中を図った際、最初に次女の有依ちゃんを殺害したと指摘。両手やケーブルで3回首を絞めたが呼吸をしており、妻は心中を断念しようと提案したが、被告は「障害が残るとかわいそうだから」と話し、鼻と口をふさいだと説明した。

 弁護側は心中を図った理由について「他の選択肢に目がいかない異常な心理状態だった」と述べた。転職先も見つからない中で親族の支援も得られず、借金返済や税金の滞納もかさみ「八方ふさがりだった」と主張した。妻も殺害しようとしたが失敗し、次女を殺した罪悪感から自首したと訴えた。

 起訴状などによると、妻の有布子被告(41)=同罪で起訴=と共謀し、昨年10月1日午前1時~同40分ごろ、以前に住んでいた館山市内の空き家で、有依ちゃんの首を両手で絞め、鼻や口を手でふさぐなどして窒息死させたとされる。


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