【新型コロナ】千葉県立校、月末まで休校 夏休みや土曜に授業検討

 千葉県教委の沢川和宏教育長は1日、新型コロナウイルス対策で暫定的に10日までとしていた県立校(高校や特別支援学校)の休校を31日まで延長すると表明した。政府が緊急事態宣言を6月以降まで延ばせば連動してさらに延長する。授業時間の確保が必要になるため、夏休みや土曜日の授業、学校行事短縮の検討を進める。各市町村教委や私立学校にも参考通知した。

 記者会見した沢川教育長は、緊急事態期間が1カ月程度延長される見込みになったことを理由に挙げた。既に森田知事が月末までの休校延長が必要として早期決定・発表を求めていた。先行して多くの市町村が月末までの休校を決定済み。

 県教委は本年度分の授業を、学年を持ち越すことなく年度内に全て行う方針だ。小中学生には配信した授業動画で休校中に家庭学習を進めてもらい、学校再開後に成果をプリントやレポートで判断する方法を検討。県立高の生徒には各校で課題が与えられており、今後は各校ホームページでの授業動画配信も想定する。

 再開後は夏休みや土曜日の活用に加え、平日に7時間目を追加したり、運動会の準備を減らすといった方法を組み合わせて、授業時間の確保を進める考え。

 沢川教育長は9月入学への変更論については、私見と断った上で「学校行事は季節に合わせて行っており、現場レベルではかなりの問題がある」と述べた。


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