後絶たない「福祉犯」 児童買春、わいせつ画公開、虐待… 過去最多の465人摘発

わいせつ画像の公開など、インターネット上の犯罪をパトロールする千葉県警捜査員
わいせつ画像の公開など、インターネット上の犯罪をパトロールする千葉県警捜査員

児童買春をはじめとする未成年者の成長を害する「福祉犯」が後を絶たない。千葉県警が昨年摘発した465人は過去最多だった2010年をさらに30人上回った。中でも、児童買春・ポルノ禁止法違反は、サイバーパトロールの強化もあり2・6倍の52人。新年度からは対策課を新設、捜査員を倍増する。また、児童虐待でも両親ら22人を逮捕したが、児童相談所と警察だけでなく、学校や病院とのより緊密な連携が課題となっている。(数字はいずれも速報値)

 ファイル共有ソフトを利用し、インターネット上に少女のわいせつ画像を公開する、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)。県警少年課によると、昨年摘発された容疑者は52人に上り前年を32人上回った。

 ネット流出の元となるこうした画像の撮影行為も取り締まりの対象。同法違反(製造)での摘発は9人増で15人。被害児童は12人増えて18人となった。

 これらのネット犯罪に対応するため、県警は4月から、新たに「(仮称)サイバー犯罪対策課」を設置。捜査員倍増の約60人が違反行為に目を光らせる。


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