2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数
新型コロナウイルス情報

新型肺炎 千葉県内11病院指定 強制入院可能に 成田赤十字千葉大など

 政府は28日、新型コロナウイルスによる感染症を、感染症法に基づく「指定感染症」とすることを閣議決定した。日本での拡大を防ぐ狙いで、千葉県内11カ所を含む全国約400の感染症指定医療機関に患者を強制的に入院させたり、就業を制限したりするといった対策が可能になる。

 患者はまず最寄りの病院などを訪れるが、感染が疑われると、医師は保健所などへの届け出が義務付けられる。次に検体を国立感染症研究所や全国の地方衛生研究所で検査。感染が確認され、診察した医師が必要と判断すると指定医療機関に入院することになる。患者が拒否すれば強制も可能だ。

 いずれも原則個室で、部屋の外に空気が流れない構造になっており、排水も独立して処理される。トイレやシャワーを備え、一定期間、生活できるようになっている。入院時の費用は、自己負担分が公費でまかなわれ、経済的理由による入院拒否を防ぐ仕組みになっている。

 県疾病対策課によると、県内の指定医療機関は以下の通り。千葉市立青葉病院、千葉大学医学部付属病院、松戸市立総合医療センター、船橋中央病院、東京ベイ・浦安市川医療センター、成田赤十字病院、高根病院、いすみ医療センター、国保旭中央病院、南房総市立富山国保病院、君津中央病院。

◆国内初、人から人感染 200邦人きょう帰国

 厚生労働省は28日、国内で新たに2例の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。1人は奈良県在住の60代日本人男性。バス運転手として中国湖北省武漢市からのツアー客を乗せたが、自身の滞在歴はなかった。厚労省はツアー客からうつったとみて感染経路を調べている。国内で人から人に感染した初の事例で、日本人の感染確認も初めて。もう1人は武漢市在住の40代男性。国内で感染が確認された患者は計6人となった。

 一方、政府は28日夜、武漢滞在の邦人帰国に向け、チャーター機1機を日本から派遣。29日午前に第1陣約200人が羽田空港に到着する方向だ。

 中国政府は、新型コロナウイルスによる肺炎で、死者が計106人に達したと発表した。湖北省で24人増えた。中国本土の感染者は4515人となった。


  • LINEで送る