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新型コロナウイルス情報

<新型肺炎>春節スタートで観光地警戒 成田空港や東京ディズニーリゾート 消毒・マスク呼び掛け

新型コロナウイルスを未然に防止するため、対策本部会議が開かれた=23日、千葉県庁
新型コロナウイルスを未然に防止するため、対策本部会議が開かれた=23日、千葉県庁

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大する中、春節(旧正月)に伴う中国の大型連休が24日から始まった。成田空港を抱え、中国人を含む多くの訪日客を迎える千葉県内の観光地や商業施設は対策に躍起。来場者にマスク着用を呼び掛けたり、アルコール消毒液を置くなど対応に追われている。

 観光庁の調査によると、2018年、訪日中国人の県内延べ宿泊者数は約152万6千人で、東京、大阪、北海道に次いで4番目に多かった。

 玄関口となる成田空港。23日午後、武漢から到着した便の乗客の多くはマスク姿だ。検査所では発熱などがある場合、申し出るよう日本語や英語、中国語で注意喚起するポスターが掲示され、検疫官が念入りにサーモグラフィーによる体温を監視した。

 妻子とともに一時帰国した武漢市駐在の会社員、青木洋介さん(34)は「現地では子どもが外出できないので予定通り帰国できて良かった」と胸をなで下ろした。

 春節スタートに伴い、多くの中国人の来場が予想される県内の観光地、商業施設なども対応に追われている。

 千葉市美浜区の幕張メッセでは25、26日にeスポーツの大会やワールドホビーフェアなどが開催され、内外から多くの来場が予想される。館内のテレビモニターではうがいや手洗いの励行、マスクの着用を来場者に呼び掛けるほか、全展示場の入り口にアルコール消毒液を置くという。

 4月5日まで「チャイナランタン」が展示されている袖ケ浦市の東京ドイツ村でも、スタッフに手洗いとうがいの徹底を呼び掛けている。アジア各国からの来場者もおり、担当者は「感染の広がりや外国人来場者の動向をみながら対応を決めたい」と話した。

 成田空港近くのイオンモール成田(成田市)では、従業員に手洗いうがいの徹底を呼び掛けているほか、施設内のサービスカウンターにウイルス除去・除菌製品を設置。担当者は「今後、感染が拡大することになったら臨機応変に対応したい」と状況を注視する。

 中国人観光客も多い東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(浦安市)も、従業員への手洗いうがいの徹底やアルコール消毒を呼び掛けている。

◆千葉県が市町村説明会 予防徹底へ27日

 中国で新型コロナウイルスの肺炎の拡大が続き、日本でも発症者が確認されたことを受け、千葉県は、市町村の担当者を集めて予防対策の徹底を図る説明会を27日に県庁で開くと決めた。全54市町村の保健分野担当職員らに参加を呼び掛けた。


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