保護者安堵も「模倣犯心配」 通り魔事件

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自宅の方向別に集団で下校する児童ら=6日午後2時40分ごろ、松戸市
自宅の方向別に集団で下校する児童ら=6日午後2時40分ごろ、松戸市

 少年の逮捕から一夜明けた6日、被害に遭った松戸市の女児(8)が通う同市内の小学校では、職員の誘導で集団登下校を実施。子どもを迎えに来た母親からは安堵(あんど)の表情が浮かぶ一方で、「安心できない」「模倣犯が心配」との声も。保護者は児童の手を引き、複雑な思いを胸に帰路に就いた。

 少年の逮捕を受け、同校の教頭(49)は「児童の安全確保が大事なので一安心。しかし、教員としては容疑者が高校生で複雑な思い」と心境を吐露する。

 6年生の子どもを迎えに来た母親(41)は「何も分からない状態からは一歩前進。ただ、三郷事件と同一犯であると確定したわけではない。完全には安心できない」と気を引き締める。

 カッターナイフを持った男が近くで目撃された柏市内の小学校でも、柏署員が校門に立ち周囲を警戒。少年は、目撃された男を「自分ではない」と否認していることから、集団下校は物々しい雰囲気に包まれた。